鈴木けいすけ氏の歩きスマホ問題
こんにちは。
しがない40代男の神奈川がんこおやじです。
近年のスマートフォン普及に伴い、「歩きスマホ問題」が広がっている。「歩きスマホ問題」とは、スマートフォンを操作しながら、公道や駅構内を歩くという問題。
当事者はスマートフォンに集中しているため、注意散漫により、人とぶつかったり、交通事故の危険性がある危ない行為です。
現に、世の中においては、歩きスマホによって死傷者も度々発生してます。
2020年12月17日(木)には、日本民営鉄道協会が「駅と電車内の迷惑行為ランキング(2020年度版)」を発表したが、駅と電車内のマナーで迷惑と感じる行為として、実に23.2%の人々が、スマートフォン等の使い方(歩きスマホ・混雑時の操作等)を迷惑と感じていることが分かっています。
順位にすると、迷惑行為ランキング5位にあたります。
このように、多くの人々が歩きスマホを迷惑だと感じており、また、事故を誘発する恐れがあるため、2020年には、神奈川県大和市が、歩きながらスマートフォンを操作する「歩きスマホ」を禁じる条例を施行した。着実に、歩きスマホに対する包囲網が狭まっているのがわかります。
では、この「歩きスマホ問題」。世間一般では非難されているが、法律を作る人たち、つまり国会議員にとってはどうだろうか。
自民党の国会議員11人が公道で、歩きスマホ
光文社発行のFLASHが、国会議事堂周辺の公道を2ヵ月にわたって観察した結果によると、実に11人の国会議員が歩きスマホをしてました。
その11人の議員は、小野田紀美・参議院議員、橋本岳・衆議院議員、國場幸之助・衆議院議員、鈴木馨祐・衆議院議員、田畑裕明・衆議院議員、石田昌宏・参議院議員、石井浩郎・参議院議員、務台俊介・衆議院議員、穂坂泰・衆議院議員、進藤金日子・参議院議員、吉川赳・衆議院議員。全て自民党の国会議員でした。
国会議事堂周辺に行ったことがある人なら分かると思うが、国会議事堂から国会議員の事務所にあたる議員会館までの距離は非常に短く。この短い距離で、しかも2ヵ月という期間の観察で、この結果が出たということは、この11人の国会議員の多くは、普段の私生活においても、歩きスマホをしていると考えざるを得ないです。
国会議員は、非常に忙しい職務だと思うが、それでも法律を作る立場があるにも関わらず、歩きスマホをするのは残念でならない。
歩きスマホの鈴木馨祐(けいすけ)衆議院議員
上記の11名の国会議員の中に、鈴木けいすけ・衆議院議員がいます。イギリスロンドンに生まれ、名門、開成中学校、開成高等学校を卒業し、東京大学法学部第3類に進学し、当時の大蔵省を経て、衆議院議員になった人物。財務副大臣を経て、自由民主党財務金融部会長に就く国会議員。ちなみに、神奈川県第7区(横浜市港北区・都筑区)を選挙区として活動しています。
そんなエリートともいえる鈴木けいすけ・衆議院議員であるが、歩きスマホだけでなく、別の日に歩きガラケーをしていることも分かっています。
ガラケーとは、スマートフォンより前の旧型の携帯電話を指し、主な用途は電話をすることであり、歩きながら操作をすることなど皆無と思われるが、何故、鈴木けいすけ・衆議院議員は歩きガラケーをする必要があったのか。携帯電話依存症なのではなかろうか。
歩きスマホや、歩きガラケーを頻繁に行う鈴木けいすけ・衆議院議員は、この11名の国会議員の中でも、突出しているように思われます。
鈴木けいすけ衆議院議員の歩きスマホの言い訳
光文社発行のFLASHが、鈴木けいすけ・衆議院議員に歩きスマホに関して質問している。鈴木けいすけ・衆議院議員の回答によると、歩きスマホを認め、反省しているとのこと。歩きスマホの理由は、業務上の必要とのことであった。
よく国会中継などを見ると、一部の国会議員は、国会中に居眠りをしていたり、スマートフォンやノートパソコンを使って、ネット通販のサイトなどを見ている。
そのように、暇な時間があるにも関わらず、わざわざ歩きながら公道でスマートフォンをいじるのは何故だろうか。非常に残念です。
また、歩きスマホの法規制に関する質問に対しては、「法律等による規制を行うことは行き過ぎではないかと考えています」と、鈴木けいすけ衆議院議員は回答しています。
世間には、「歩きスマホ」規制の声が多くある中、歩きスマホ常習者である鈴木けいすけ・衆議院議員は、自身にとって不利益になる歩きスマホの法規制については否定してます。自分に甘い国会議員だと言えるのではないだろうか。
エリート街道を走ってきた国会議員と言えども、自分に甘いのが理解できた。国会議員には、国民のために働いていただきたいものです。