横浜には「発祥」がたくさんある?横浜の魅力を再発見してほしい!
こんにちは。
しがない40代男の神奈川がんこおやじです。
自分の地元を褒めるわけではないですが、横浜は間違いなく日本随一の「グルメな街」です。
飲食店が多いといった部分もありますが、じつはさまざまな料理の“発祥の地”。
皆さんが普段食べている料理の中には、横浜で生まれたものも数多く存在するのです。
ここでは、横浜生まれの料理についてお伝えしていきます。調べてみると案外、自分でも知らないものがありました…。ぜひ、最後までご覧ください!
食パンは横浜発祥?
ここ数年、食パンが大人気ですよね。
私の場合、朝はご飯派なのでアレですが、たまに香ばしく焼けたトーストを楽しみたくなります。私の好みの話はさておき、じつはこの食パン。
なんと、横浜で生まれたといわれています。
幕末開港直後、パン屋を開業したイギリス人に弟子入りしていた日本人の方がそのお店を受け継ぎ、伝統製法で食パンを日本に普及させたといわれているのです。
今となればさまざまな食パンがありますが、まずはルーツを探りたいという方は横浜生まれの食パンをチェックしてみるのもいいかもしれませんね。
ナポリタン
洋食レストランはもちろん、ちょっとした喫茶店から自宅でまで日本人に愛されているメニューのひとつが、「ナポリタン」。
トマトケチャップの風味とシンプルな具材、どこかレトロな雰囲気で、私も大好物のひとつです。さて、そんなナポリタンなんですが、これまた横浜が発祥の地といわれています。
当時の「ホテルニューグランド」によって軍用食であったパスタをアレンジしてできあがったのが、このナポリタン。
なかなかハイカラな発想ですよね。ちなみにこの「ホテルニューグランド」は、シーフードドリアの発祥の地でもあるそう。今でこそ洋食屋の定番メニューとなっていますが、これら料理は当時は本当に目新しかったのではないでしょうか。
ビールも横浜生まれ?
私事で大変恐縮なのですが、本当にビールが大好きなんですよね。
仕事中はさすがに…ですが、休日ともなれば仲間と一緒にランチをしながら、夕暮れ頃から野毛などで一杯やってしまうたちです。
まあ、それはそれでいいのですが、じつはこの「ビール」も横浜生まれだったことをご存知でしょうか。
ビールが発祥といいますか、明治3年に横浜にできたビール工場が日本で初めてだったことから、その名残が今でも残っています。「麒麟麦酒開源記念碑」なるものもありますので、そちらも見てみると歴史がわかって面白いかもしれません。
ちなみに、今キリンビールは「生麦」という駅に工場をかまえています。まだ行ったことがないので、ビール好きとしては、一度は訪れたいところですね。
牛鍋は横浜生まれ!
今でこそ牛丼のファストフードレベルのお店が各エリアに点在していますが、昔日本では牛肉はほとんど食べられていませんでした。
文明開化の影響で牛肉が日本全国で食べられるようになったことは有名ですが、その牛肉を味噌で煮付けた「牛鍋」も横浜が発祥なのです。明治元年に創業した「太田なわのれん」というお店では、今もなお当時の味わいを再現したメニューを提供しており、徳川家康の時代から伝わる「江戸甘味噌」を利用した最高峰の牛鍋を楽しめます。
サシがしっかりと入ったブロック状の霜降り肉と甘味の強い味噌、ネギがくたくたになったこの牛鍋はビールと相性抜群。
もちろん、牛肉はA5ランクの和牛ですので、一緒に一度は食べたい味わいですよね。
横浜発祥めぐりもおすすめ
横浜は食だけでなく、鉄道やカメラ、電話など、今でこそ当たり前になったものの多くが発祥の地といわれています。
まさかこんなものが横浜から?と、思わせてくれるので、地元民としても誇らしい気持ちになります。有名なレジャースポットや観光地を巡るのもよいのですが、たまには横浜から生まれたものを巡る、「横浜発祥ツアー」をしてみてもいいかもしれませんね。